こんにちは、かくやフーズです!
今年もいよいよ終わりが近づき、日々寒さが増してきましたね。
こんな時期、体を温めてくれる食材や飲み物が恋しくなりませんか?
「寒い日はしょうがに限る!」なんて思う方も多いかもしれません。
冬の定番ともいえるこの食材。実は体を温めるだけではなく、健康に役立つさまざまな効能があるんです!
今回は、しょうがの歴史や効能、さらに簡単アレンジレシピなどをご紹介します。
しょうがパワーで寒い季節を乗り切りましょう!
しょうがの歴史?薬草から万能食材へ
しょうがは、東南アジアを原産とする植物で、紀元前500年頃から中国やインドで薬草として使われていたといわれています。
その後シルクロードを通じてヨーロッパに伝わり、中世には「貴重な医療スパイス」として重宝されました。
日本へは奈良時代に伝わり、薬膳や漢方の材料として親しまれるように。
そして現代では、調味料としてはもちろん、お菓子や飲み物にも幅広く使われる万能食材となっています。
どんな食文化にも溶け込むしょうがは、まさに歴史が証明するスーパーフードですね!
しょうがの効能?そのパワーの秘密とは?
しょうがが体を温めてくれる理由、それは「ジンゲロール」「ショウガオール」「ジンゲロン」といった成分にあります。
名前からして「しょうがらしい」成分たちですが、それぞれが違った働きを持っています。
ジンゲロール
生のしょうがに多く含まれ、血行促進や殺菌作用、吐き気の緩和に効果的。
冷えた体をぽかぽかにしてくれます。
ショウガオール
ジンゲロールが加熱されると変化する成分。
冷え性改善に加え、咳や喉の痛みを抑える効果もあり、風邪予防や生理痛の緩和にも役立ちます。
ジンゲロン
こちらも加熱で生まれる成分で、免疫力アップや便秘改善が期待されます。
寒い時期の不調対策におすすめ。
このほかにも、抗酸化作用や食欲増進、消化促進などの効能があるため、寒い冬にはぴったりの食材です。
しょうがをうまく取り入れれば、元気な体で冬を楽しめそうですね!
しょうがが風邪予防におすすめな理由
しょうがが風邪予防に良いとされる理由は、体を温める効果だけではありません。
抗菌・抗炎症作用があるため、免疫力を高める働きも期待できます。
寒い季節は体温が下がりがちで、免疫力が低下しやすくなるので、日々の食事で風邪予防を意識することが大切です。
ただし、摂りすぎは注意!
体にいいからといって大量に食べると、腹痛や胸やけを引き起こす恐れがあります。
一日の目安は、生のしょうがで10g、乾燥タイプなら1〜2g程度。
薬味や飲み物として少しずつ取り入れるのがおすすめです。
妊婦さんにも嬉しい!しょうがの意外な効果
実はしょうがは、つわりで悩む妊婦さんにもおすすめなんです。
ジンゲロールやショウガオールには吐き気を抑える効果があり、つわりの軽減が期待できます。
オーストラリアの研究では、しょうががつわりに効果的とされるビタミンBと同程度の効果があるとの結果も。
ただし、妊娠中は摂取量に注意し、医師と相談しながら取り入れることが大切です。
<かんたん!アレンジレシピをご紹介♪>
寒い冬に飲みたくなる『ジンジャーティー』の簡単アレンジレシピをご紹介!
■用意するもの■
お好みの紅茶(ティーバッグでOK!) 1つ
しょうがのまんま お好みで

1.お好きな紅茶としょうがのまんまをティーカップに入れ、お湯を注ぐ

2.数分蒸らして完成!
入れる枚数が多ければ多いほど、表面のお砂糖がじんわりと溶けて甘い紅茶になります♪
ほんのりしょうがの風味を感じられ、ほっと一息つきたいときにぴったりです。
その他にも、煮物やお菓子に混ぜ込んだりアレンジ無限大!
ぜひみなさんも『しょうがのまんま』で寒い冬を乗り切りましょう♪